ソプラノ Soprano
栗林 瑛利子 Eriko Kuribayashi
横浜市出身。東京芸術大学音楽学部声楽科、同大学院音楽研究科声楽専攻(オペラ)修士課程修了。学部卒業時に同声会賞、アカンサス賞受賞。芸大フィル定期公演《新卒業生紹介演奏会》に出演。
大学院在学中、第55回藝大定期オペラ《イドメネオ》イリア役でオペラデビュー。
2012年よりイタリア国立パルマ音楽院に留学、2014年最高点で卒業。
帰国後は、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXⅢラヴェル《子供と魔法》本公演にて安楽椅子・こうもり役で出演し好評を博す。同役でセイジオザワ松本フェスティバルにも出演。また同プロダクションオペラ・プロジェクトⅩⅧ《こうもり》本公演にて、唯一の日本人歌手としてイーダ役で出演する。
そのほか、文化庁委託事業新進芸術家育成オペラ《ラ・ボエーム》ムゼッタ役、《カルメン》ミカエラ、フラスキータ役、《こうもり》アデーレ役、スーパーオペラ《紅天女》こだま役等多数のオペラ公演、各地でのコンサートに出演する。
宗教曲では、第30回《台東第九》ソプラノソロをはじめ、ロッシーニ《小荘厳ミサ》、モーツァルト《レクイエム》等でソプラノソリストを務める。
第4回ベルカントソプラノコンコルソ第2位。
第1回 Franco Federici声楽コンクールファイナリスト。
2014年Valtidone国際音楽コンクール(声楽一般部門)第2位。
これまでに三塚至、三塚直美、鈴木寛一、林康子、永井和子、Romano Franceschetto, Janet Perryの各氏に師事。