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エレクトーン Electone
市川 侑乃 Yukino Ichikawa

市川 侑乃
  • 市川 侑乃
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「あらゆる鍵盤を弾きつくす」ー エレクトーン奏者として活躍する傍ら、作編曲家及びスタジオミュージシャン等としても幅広く活動し、東京を拠点としながら、日本全国、アジアなどでも演奏活動中。

 

東邦音楽大学作曲学科を首席にて卒業後、同大学実技演奏研究員としても活動している。

映画音楽や演劇の作曲等にも強い関心があり、2011年には東北選抜学童軟式野球大会のためにテーマ曲を作曲、他の企業などへの作品提供なども行う。

 

エレクトーン奏者としては5歳からヤマハ主催の各コンサートに出演しており、1999年5月には津軽三味線とエレクトーンのための自作曲「舞」をフィリピンのコラソン・アキノ元大統領の前で演奏、アキノ氏がその場で弾いたモチーフを用いて即興演奏をし、好評を得た。現在でも邦楽器とのコラボレーションには意欲的で、様々な企画を試みている。

コンクールでの受賞も数多く、海外からもエントリーされる国際コンクールである「ヤマハエレクトーンコンクール2009」B部門(クラシック様式で表現される楽曲)にて第1位を受賞。2010年には自身初のエレクトーンソロアルバム「For Colors」をリリース。

 

また海外での活動にも積極的で、2012年5月韓国議政府(ウィジョンブ)国際音楽フェスティバルにおいて創作オペラのエレクトーン伴奏を担当し、同年8月韓国国立劇場にてモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」をエレクトーン伴奏している。

2016年にはPyeongChang Music Festivalにも出演。

エレクトーンの今後のあり方について幅広く模索していて、2014年から年2回のペースで作曲家に作品の委嘱、過去のエレクトーン作品を再演するなど多ジャンルの音楽経験を生かして精力的に活動している。